商業映画の機能と価値—ユーザーが挙げた一番好きな作品と理由の分析—

以下の論文では、映画ユーザーを対象に行ったアンケートの自由記述を定性分析した結果を載せています。

公開中の学術論文(査読付)

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武内三穂・向後千春(2025)商業映画の機能と価値—ユーザーが挙げた一番好きな作品と理由の分析—.人間科学研究,38(1) : 33-46

本研究は、ユーザーが特に好きな映画として選んだ作品と理由に焦点を当て、商業映画のどのような機能に価値を感じているかを調べた研究です。調査協力者が自由記述で答えた、1番好きな映画とその理由を分析した結果、以下の7つのカテゴリーが抽出されました。1つは、映画の価値を評価するための「作品の要素」、他の6つは、ユーザーの精神的な豊かさに関連する「心の栄養補給」「染みついた記憶」「繋がりを感じる存在」「気づきを得る機会」「最高の気分転換」「心のアクセル」というカテゴリーです。また、たとえば、セラピストや教育者が目的をもって選んだ作品を観るような状況ではなく、ユーザーが個人的な好みに基づいて選択した作品を観た場合でも、娯楽だけではなく、教育、セラピーの機能があることが示されました。

以上の学術研究からも、商業映画のSEL教材としての有用性を認識し、本ラボでは【映画でSEL】プログラムを推進しています。

武内三穂:researchmap

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