本ラボでは、人それぞれのウェルビーイングを実現する一助として、SEL(Social and Emotional Learning:社会性と情動の学習)を推奨しています。今回はウェルビーイング研究と密接に関係するポジティブ心理学に関する書籍をご紹介します。
ポジティブ心理学からみた“ウェルビーイング”を知る
私は幼い頃から映画が大好きで、幸いにも長らく映画に携わる仕事をしています。そして、いち映画ファンとして映画から大いに恩恵を受けてきたので、同じような体験を多くの方に還元できないかとずっと考えてきました。
大学院に入り、何から手をつければよいのか迷っていた時、同じゼミの先輩が「ウェルビーイング」というキーワードを出してくださいました。そこで、私はウェルビーイングという概念を知るところから研究を始めました。
ウェルビーイング研究をしている学者は複数いるなかで、最初に読んだのは、ポジティブ心理学の祖といわれるマーティン・セリグマンが書いた以下の書籍です。
私はセリグマンが提唱した「学習性無力感」の研究を知った時に衝撃を受けたということもあり、セリグマン自身に興味があったので本書を手に取りました。
※マーティン・セリグマンの簡単なプロフィール(ディスカヴァー・トゥエンティワンHPヘ)
本書にはウェルビーイング研究の内容が、定義、研究の動向、教育、健康との関連、政治や経済との関連、尺度など、わかりやすく書かれてあります。
私は映画を軸に置いた研究をしているので、偶然セリグマンも映画が好きなんだなと思える文章を見つけて嬉しくなりました。
心理学に詳しくない方でも読みやすい語り口で書かれているので、興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
TEXT by 武内三穂
本が並ぶイメージ画像 by Hermann Traub from Pixabay


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