感情知性(EI:Emotional Intelligence)(情動知能とも訳されます)は、SEL(Social and Emotional Learning:社会性と情動の学習)において重要です。今回はEIとは何かを知りたい方にオススメの一冊をご紹介します。
人間社会で生きていくために必須である感情知性“EI”
昨今、知識で対応する部分や、読み書きなどの範囲はAIで補えるようになってきました。ただし、人間特有の“こころ”については人間にしかわからないという意見は少なくありません。
人間の感情はとても複雑で、解明されていないことがまだ多くあります。感情は計算ではじき出されるものではなく、1つの正解があるわけでもないので、傾向のようなものはわかったとしても、恐らく永遠に謎が残ると思います。
感情そのものが複雑であると同時に、感情が動く場面、その状況での反応、反応に影響する人の性格というところまで考えると千差万別です。だからこそ、EIが重視されます。
感情そのものが複雑なので、EIも複雑です(苦笑)。でも、研究でわかっていることを知るだけでも対処のレパートリーが増えるので有用でしょう。本書では、EIとは何か、EIの測定や向上、有用性等について解説されています。EIを概観したいという方は読んでみてください。
日本心理学会(監修)箱田裕司,遠藤利彦(編)(2015)本当のかしこさとは何か—感情知性(EI)を育む心理学.誠信書房
TEXT by 武内三穂
本が並ぶイメージ画像 by Hermann Traub from Pixabay


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