社会性と情動の学習(SEL)としても大いに気づきをもらえる映画『我々は宇宙人』をご紹介します。
ほんの少しのすれ違いのはずが2人の少年の運命を狂わせる
先日、マスコミ試写にて『我々は宇宙人』を拝見しました。2人の主人公の子どもの頃から大人になるまでが描かれていて、懐かしさがこみ上げてくると同時に、心にしまっておいた傷が呼び起こされるような思いがしました。
主人公は、小学3年生の翼と暁太郎です。物静かな翼と快活な暁太郎、正反対なタイプの2人はあることをきっかけにすぐに仲良しになります。でも、ある日の出来事がきっかけで、2人に距離が生まれてしまいます。本作は2人の心の中で何が起きていたのかを、それぞれの立場から描いています。本作を観ていると、同じ出来事が人によってまったく異なってみえていることがよくわかります。
不幸にもちょっとした思い込みが生まれたことで視野が狭くなり、視野が狭いまま物事を受け止めてしまうことは誰にでもあります。そうなると、どんどん辛くなり、何とか解決しようとするほど執着してしまいます。さらに、その執着がどんどん自分自身を追い詰め、苦しめることになり、行き場がなくなります。
このストーリーがどう終結するのかはぜひ映画でご覧ください。大人でも子どもでも誰もが本作に描かれているような出来事と似た体験をしたことがあるはずです。観ればきっと心が動くと思います。
レビューは姉妹サイトのトーキョー女子映画部に掲載しているので、そちらも良かったらお読みください。→こちら
我々は宇宙人
2026年9月25日より全国公開
PG-12
TOHO NEXT、NOTHING NEW
監督・企画・脚本:門脇康平
声の出演:坂東龍汰/岡山天音/山﨑天(櫻坂46)/松井ケムリ/槙木悠人/中込佑玖/鈴木咲/末永陽
公式サイト
©NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS
TEXT by 武内三穂
イメージ画像 by nikondian(Souvick Ghosh) from Pixabay


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